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令和8年度 第1回宇和島市認知症施策推進部会

日 時 令和8年7月2日(火)18:30~19:50
会 場 宇和島市役所 701会議室
参加者 委員6名、包括6名  計12名
議 事 1)令和8年度認知症施策について ①認知症初期集中支援チーム(検討委員会)  包括/包括、正光会との2チームでサポート医と連携をとりながら、早期診断、早期対応に向けた支援  を行います。R7実績1件 R8実績1件 ②宇和島市認知症診断費助成事業  包括/認知症診断費助成事業:R7実績30件 R8実績5件 ③認知機能検査事業  包括/MCI(軽度認知障害)に対し、一社)日本予防医療推進機構が在宅での検査を実施。先日、徳     洲会イベントでのもの忘れチェックで該当した方に働きかける予定。R7実績4件 R8実績0件  委員/認知機能検査について、どのような働きかけしているか。  包括/受入のよい方に対して在宅で検査。拒否のある人に対しては初期集中支援チーム等で対応。初期     集中支援チーム、助成事業、認知機能検査事業を使い分けしてる。 ④認知症普及啓発  包括/9月世界アルツハイマー月間イベント周知(チラシにて説明)     R9.2/28(日)午後『オレンジ・ランプ映画上映会及び対談講演(丹野智文氏&長野敏宏医     師)』をパフィオうわじまで開催予定。      認知症VR体験講座:9月26日(土)午後、市役所2階大会議室にて開催。     うわじま牛鬼カレッジ:今年度は出張型の講座を実施。各地区の公民館で開講予定。  委員/認知症講座の事業について、年5回実施していたが、今年度はパフィオでの定時開催ではなく、     受講機会の少ない地区へ出向いて、全4回。三浦2回、三間2回(同じ場所か     変えるか)。内容は講座中心、検査含めて行う予定。  委員/生き活き教室(@岩松)、岩松公民館。収容人数300人程度。本日12名。内容は宇和島と同     様。宇和島は火曜金曜にMCI予防。鳥取型の予防プログラムを取り入れ、TDASを実施。回復率     等確認する。岩松は8人が予約。  包括/徳洲会病院のイベントにてタッチパネル実施。高村委員の生き活き教室へつないでいる。  委員/おれんじネットうわじま研修として、10/12にていれぎ荘と連携し、山中しのぶさんをお招きし     てディスカッションを実施予定。 ⑤ヒアリングフレイル事業  包括/世界的に権威のある医学誌「The Lancet(ランセット)」の報告書によると、難聴と認知症に     は因果関係があるとされており、「難聴は予防可能な認知症のリスク要因の中で最大のもの」と     位置づけられています。しかしながら、補聴器の利用が認知症予防に有効であると考えています     が、所有率は約15%未満と言われています。所有率が低い理由は、装着時の煩わしさ等から購入     した補聴器を使用しない、難聴に対する自覚の欠如、テレビの音量調整や字幕表示で困り感が軽     減されているなど、金銭面での課題だけではない要因が多くあります。そのため、認知症予防の     観点から難聴支援を様々な角度で展開するため、仕組みづくりの検討を取り組んでたいと考えて     おります。難聴が認知症に与える影響や耳の虚弱、「ヒアリングフレイル」の予防について啓発     を進め、市民の理解を深めるため、今年度、ヒアリングフレイルサポーター講座を受講したいと     考えています。     先進地である大阪府豊中市での取組をご紹介します。難聴者の発見として、ヒアリングフレイル     予防のためのイベントを開催したり、スマホの無料アプリ「みんなの聴脳力チェック」を推奨し     ています。さらに、市民を対象に、ヒアリングフレイルサポーター養成講座を開催しています。     また、難聴者への働きかけや支援として、耳からはじめる脳活教室を通じ、専門医療機関への受     診勧奨を行うほか、補聴器販売業者と専門相談の実施、『聴こえ』のガイドブックの配布を行     い、市民の意識変容に繋がっているようです。     今後において、本市の実情に合った支援を考えたいので、ご協力をお願いします。     ヒアリングフレイルサポーター初級講座の受講につきまして、対象者は、部会委員(医師・歯科     医師・看護師・臨床検査技師・ケアマネ・保健師)、ワーキング(看護師・ケアマネ・キャラバ     ンメイト・家族の会)、包括職員を想定しています。     受講の方法は、原則として、集合型オンライン受講。やむを得ない場合は個別でオンライン受講     を考えています。受講者数、20名。受講後は、イベント等で講座や健康相談でミニ教育、補聴     器の相談会の開催ができないか検討。聞こえの大切さを周知、補聴器の利用への働きかけ支援を     検討。  委員/入れ歯を使わない方に使える入れ歯にする、ということが解決方法、傾向似ている。聞こえの心     情を理解することが大切。マンツーマンで対話する。補聴器になぜ結びつかないか、その点を解     消しなければならない。出口がないといくら難聴者を掴んでも・・・。  包括/調整作業に手間取り嫌になる人が多い。そのため、補聴器の専門業者と連携して探っていきた     い。  委員/耳が悪いというのはどういうことか、耳が聞こえない状況を周囲が知ることは大切。  委員/補聴器をつけると、認知症が改善されるエビデンスは?エビデンスがあれば、提示・説明しやす     い。確認が必要かと思う。  委員/アメリカのACHIEVE(高齢者における加齢と認知機能の健康評価)ランダム化比較試験を2018     年に開始し、補聴器有り・なしの群を比較研究したものがある。ハイリスク群への聴覚的介入で     認知機能の低下が48%抑制されたことが明らかになった、という研究成果あり。  委員/市役所内部の保健師などへの声かけは?  包括/もちろん。部会の専門職にも受講してもらい、施策に繋げたい。  委員/役割をどうするか。例えば保健師にどのような立場で取り組んでもらうか。  委員/地区担当で健康教育に出向いているが、高齢者の手前の層(予防)がメイン。生活習慣を押さえ     ているため、ヒアリングフレイルについても対応が必要。保健師として協力できる。  包括/知識習得の場としても実施したい。一緒に多職種で学んで忌憚のない意見をいただきたい。  委員/受講後の展開は?  包括/生き活き教室など健康講座なども一つの案。各病院のイベントでの活用など。  委員/主旨は、「難聴とは何か」を介護事業者や介護している家族などが理解すること、そういったこ     とを今後想定しているのであれば有効ではないかと思う。  委員/アプリをした。騒がしいところはダメ。点数がでてくる。評価尺度のなかで、MMSEなど言葉で     検査しているが、タッチパネルなどもそうだが、言葉を使わないものが推奨されている。われわ     れも導入したい。  委員/補聴器の指導は竹田先生だけ。豊中とは違う。医師会と要相談・すり合わせ必要。  委員:市や包括の保健師に受講の声かけはしないのか。先に内部で受けてもらった方が良いのでは。  包括/今そのために、サポーターに重きを置いて実施予定。  委員/地区担当で健康教育を行う。高齢者だけでなく、若い世代もいるがヒアリングフレイルは普及し     ていく必要があると思う。 ⑥認知症本人の声を聴く  包括/『認知症本人の声を聴く』を継続していきたいと考えております。  包括/6月10日に高光地区で認知症サポーター養成講座を実施。その際、認知症本人であり、愛媛県の     認知症希望大使の鬼北町在住の坪北浩次さんと妻の幸代さんにお話をしていただきました。内容     をご紹介しますと、『本人は、60代前半で認知症を発症。現在は平日に就労支援、土日にデイサ     ービスへ通所されています 。毎日ウォーキングや海を見ることが元気の源です 。今も、症状の     進行を緩やかにするため「できることは本人が行う(洗濯など)」を徹底されています。また、     家では、トイレの導線へのライト設置や、夜間外出対策(玄関に音の出るアルミ缶を置く)など     の環境で工夫されています 。今でこそ、認知症の普及啓発に携われている奥さまですが、6年隠     して家に閉じこもり、うつ状態になりかけていたとのことでした。2025年に行方不明時には、     LINEで写真を共有するなど情報をオープンにしたことで早期発見に繋がったそうです。地域に     「覚えてもらう」重要性を高校での講座などを通じて発信され、今後は「認知症マップ」の作成     を目指されています。』     認知症本人の声を発信、活動できる場を設けてもらったことに感謝をいただきました。本市に     は、認知症希望大使はいませんが、このような場をつくりたいと考えていますので、ご相談いた     だければと思います。     今後、認知症当事者の本音(楽しみ・不安・理想の支援・対話の課題)を直接把握し、今後のよ     り良いケアや環境づくりに活かすため、総合相談で認知症の方に関わる際や認知症疾患医療セン     ターで外来受診をされている方で可能な方にアンケートを実施したいと考えております。アンケ     ート内容につきましては、ワーキングで検討していく予定です。  委員/まだ実施していない?どのように回収して反映させるのか?  包括/まず困り事を把握。方法・手段を模索するためのアンケート。  委員/「知恵の輪ネット」を参考にしてみては。体験報告が参考になる。7000人ほど利用している。  委員/認知症サポーターとヒアリングフレイルサポーターがいることになる。立ち位置は?重複する?  包括/ヒアリングフレイルサポータは聴覚に特化したサポーター。認知症サポーターは認知症を正しく     理解する役割がある。最終的には認知症サポーターと同じように幅広く実施したい。  委員/本人の声を聴く仕組みはない。受診時などにカルテに記載するくらい。受診後について、独居の     方・高齢夫婦で家族は市外在住の患者について、情報収集を兼ねて訪問看護を導入し、本人の声     を拾いサポートしているのが現状。アンケートへのご協力は病院として協力できると許可をも     らっている。ただ、患者さんの心情もある、みんなが受入に良い方ばかりではないため、事前に     相談しほしい。病院として、アンケートの内容は事前に確認したい。  委員/認知機能の低下具合も様々。アンケートはどのレベルをターゲットにするのか?  包括/方法含め今後、認知症施策ワーキングでも相談していく。 ⑦認知症の人と家族の居場所づくり  包括/認知症の人と家族の居場所づくりとして、「家族のつどい」があります。これは『認知症の方を     家族にもつ人たちの集まりです。自分だけでは分からない介護で大変なこと、困ったことを実際     に介護している家族同士で集まり情報交換をしています。』現在、宇和島会場と三間会場で開催     されています。包括は宇和島会場に参加し、ときおり相談も受けたりします。参加者としては、     8~10人程度で集まり、どちらも家族のみ、女性中心の参加になっています。家族のつどいは、     「その場で聞いたことは絶対に口外しないというルールになっているので、安心してなんでも話     せる場」となっています。先日、家族のつどいに参加する中で「以前はケアマネからの紹介が多     かったが、今は少ない気がする。松山では男性介護者が多いが、宇和島では女性の参加者が中     心。女性は外に出てくるが、男性は我慢している人が多いのではないかと話があった。見つけ出     したい。」との声がありました。ぜひ、家族のつどいについてご周知のご協力をお願いしたい。  委員/相談はあるが、女性の介護者が多い。女性は介護に対しての不満など外で発散される方が多い。     男性は病院につなげる、など相談より自分で背負い解決しようとする人が多い。  委員/自殺対策計画の中で、事業については知っていたが、実際の内容は知らない。  包括/介護にしんどくなった人、つどいは認知症ご本人ではなく、家族が中心。  委員/認知症怪しいな、本人が拒否している、という相談が多い。助成事業などまだまだ知らない事多     い。知っていれば周知できる。引出を増やしたい。保健師の現場でも女性からの相談が多い。男     性は少ない。  包括/共有できていないことが多い。場を作れれば。  委員/男性限定にして開催すれば参加率高くなるのでは?ゲートボールなど活動・趣味を交えながらは     どうか?  委員/講座のあと、男性介護者が認知症の(妻)について相談があった。(妻)は通院拒否。私もつど     いは知らなかった。吉田とかは?キャラバンの活動においても情報周知できたらと思う。  委員/既存の団体(社協のサロンなど)との連携もよいのでは?周知しているか?  包括/周知していきたい。地域での環境づくり、支え合う環境づくりが大切。   2)その他  ・7/26(日)「市民公開講座及びワークショップ」酒向正春先生・・・ちらし配布  ・10/12(月祝)「若年性認知症の山中しのぶさんの基調講演と谷向先生とのディスカッション」           主催:おれんじネット・若年性認知症コーディネーターセミナー南予(仮題)    委員/今年の4月1日から在宅医療支援センターを一市二町(宇和島市・鬼北町・松野町)から委託を受     け実施。医療の充実を図るため、センター機能を。医師会や県の理解を得て設立。センター長は     口羽先生、副センター長は沖先生。研修、ケアマネ対象、訪問看護を、施設、医師会、市民公開     講座、他職種、定住自立圏、出前講座(公民館や集会所:住民からの要望に応じて内容変える予     定)。救急救命や医療介護連携、2040年を見据えたものにする。  包括/根津先生「救急医療の逼迫。本来受けるべき医療が受けられない状況がある。」そのため、健康     体操の団体に対して先生の講座を実施。