| 概 要 |
【令和7年度認知症施策について】
1)認知症の早期発見・支援
・認知症初期集中支援チーム(検討委員会)
・宇和島市認知症診断費助成事業
・認知機能検査事業
検査運用フローの説明
○対象者はどのような方か?
→受け入れの良い方、受け入れよかった印象。テスト上で認知症と分かった。先生の受け入れについて、
事前に包括同行のもと受診
○4名の方の検査結果後はどこかにつながっているか。
→皆に対してモニタリングを実施。1例目の方はサロンや生き活き教室を紹介したが、寒い時期というこ
ともあり休止しているため、フォローが必要と感じている。2例目の方は専門医受診のあと、必要なサ
ービスに繋げる予定。3例目の方は生き活き教室(専門)に通所中。継続的な関わりも持っていきた
い。4例目の方は検査後、どこかにつなげていきたい。
○スクリーニングの所要時間は?
→40分程度。ケースバイケース。初めに緊張をほぐすために、話したり時間を取っている。
○今年度からMCI(軽度認知障害)の重症化予防として、認知機能検査事業を開始しました。利用者の中
で、加齢や疾病等に伴い、認知症の兆候が進んでも病院を避ける方がいますか?この利用者に対し、この
事業での介入をさせたりできると思いますか?
→欠席のため、包括が代読。
質問① 加齢や疾病等に伴い、認知症の兆候が進んでも病院を避ける方がいますか?
・専門医、かかりつけ医どちらかには受診し相談されている。
・独居や経済的な負担が大きい。島嶼部等、遠距離の場合は受診につながらない事がある。
・利用者本人はほぼ受診行えている。ご家族等で気になる兆候がある方へは、それとなく受診を伝えて
も、受診自体、敷居が高く感じる。以前、受診に繋がるまで時間がかかるケースがあった。
・家族がわかっていても、本人に受診の意向がない場合が多い。どちらかと言えば、主治医に依頼してい
る。事前に現状を主治医に伝え、対応してもらっている。
・本人が拒んでも、家族さんが一緒に行っていただくケースが殆ど。そこから治療が始まる感じ。家族等
が勧めてもらって同行すれば行くのではないかと思う。
質問② 質問①の利用者に対し、この事業での介入をさせたりできると思いますか?
・ご家族や主治医の先生からの薦めがあれば、利用の後押しになるかも。
・認知症の自覚がない本人の自尊心を傷つけないようにする配慮があれば介入は可能ではないだろうか。
・できるとは思うが、検査を受けている途中でやめたり、最初から拒否があったりする利用者もいると思
う。
・認知症は難しい。タイミングもあると思われる。
○ケアマネの方へ事業の報告などお知らせしてほしい。
2)認知症普及啓発事業
・9月世界アルツハイマー月間イベント、オレンジランプ映画上映会&対談講演
・認知症お役立ちノートの改訂
○認知症普及啓発イベントの講師、丹野さんとの交流から、「認知症本人の声を直接聴く機会を作ること
から始める必要があると考えました。そのため、認知症本人が自身の声を発するための場や、当事者を選
定するうえで、具体的な方法はないでしょうか?例えば、病院内で行ったり、若年性認知症の方へのアプ
ローチは可能でしょうか?
→病院から当事者へつながる場、そういう場があれば良いなと思います。西香川病院では、当事者が病院
に雇われている。そこからつなげていっている。そういう立場を担える人をいればいいが、選定できる
人がなかなかいない。また、西香川病院のような取り組みはできればと思っているが、病院としての方
向性は定まっていない。若年性認知症で通院している人も数人いる。本人から発信できる人は現状なか
なかいない。フォロー体制について、MCIの方へのフォローに悩んでいる。寄り添ってくれる人を見つ
ける必要性がある。フォロー体制の強化が課題。
○当事者と行政の橋渡し役はできるか?
→県の事業につなげている。ていれぎ荘(コーディネーター)がしている虹色の会を紹介している。た
だ、松山なので遠くて最初は紹介するが、継続が難しい。「その後どうですか?」と聞きたいが、聞き
づらい状況。
○若年性認知症にとらわれなくてよい。語れる人が潜在的にいて、その人物とつながれていない。どのよ
うなアプローチがあるか?
→自分の言葉で語れる人を探していく。潜在的にいるかもしれないのに、どうやって探して行って良いの
か分からない。どういうアプローチがいるか、Tさんは病院の受診をきっかけに取り組みが始まった。
→今日、K町でスポット検査してきた。そこにTさんの奥さんが来ており、知人を連れてきていた。熱意が
ある。
→Tさんは診察のときにも語れる人で、医師の診察場面でTさんなら話せるよね、という流れから希望大使
へ。発症時期と話せる時期がうまく合っていたこともありつながった。症状が進行して、会には参加で
きなくなってくる。本人も進行している自覚しているため、そのときに支援できるかが重要。当事者も
周囲の安心のためにも周りのサポートが大切。
○包括支援センターで作成するアンケートを病院で当事者へ渡してもらえないか?
→いい案だと思う。病院が了承すれば良いと思う。
○丹野さんの講演において、「心配するより信じてほしい」「財布を持たせてほしい」等当事者に対する
関わり方に意見が投げかけられました。本人が「自分らしく生きたい」という声をより引き出しやすくす
るために、支援や環境づくりが必要と考えています。当事者の声を施策に反映するため、何か良いアイデ
アはございませんか?
→認知症であることを周囲に言えない
→物忘れにボーダーはない。概念的には「認知症予防」であるが、認知症予防は生活習慣病などとつな
がっている。認知症の知識を知ってもらうことが大切。
→精神疾患もそうだが、偏見が根強い。認知症に対する意識が変わったかというと、本人自ら認知症かも
しれないとMCIかMCIでないレベルでも受診する方が増えてきた。少しずつ啓発のおかげで認知症
に対する意識は高まっていると思う。ようやく本人の声が聴けるようになっている。認知症疾患医療セ
ンターの研修会でも、グループワークの中で「本人の声が聴けていない」という意見が多かった。県と
医師会が入って住民に向けた取り組みを行っていた。県と連動して、住民や専門職への働きかけを行っ
ている自治体はうまくいっている。県全体での取り組みが重要。また、取り組みに積極的な医師がいる
ことも大事。声を聴くことを地道にコツコツ努力することが大切。
→MCIという言葉の認識も増し、遠方の家族などの関心も高まっている。
→福岡市では、元気なうちからの備えについて啓発していた。
→若いときからの備えが大事と思う。生活習慣病予防で若い人に説明する際に、認知症についても伝えて
いるが、どうしてもさらっと話がながれていく。
→欠席のため、包括代読。
(質問)本人が「自分らしく生きたい」という声をより引き出しやすくするためには、支援や環境づくり
が必要。当事者の声を施策に反映するため、何か良いアイデアはないか?
・認知症サポーターや認知症に係わる職種の方でチームを作り、ボランティア活動等、人の役に立つよう
な役割を担い、可能な方はその運営側に入ってもらう(子供安全パトロール等)。
・認知症カフェ等で客ではなくスタッフという形で参画する。
・認知症サポーターの活動等で、可能であれば認知症の方と一緒に買い物に行く。
3)地域づくり(チームオレンジ)
4)難聴と認知症の関係
○ランセット 難聴7%(高いパーセンテージ)、未治療の視力障害2%(新規項目)
○ヒアリングフレイルについてオンラインで受講可。
○認知症予防学会学術集会において、認知症と難聴には相関性があるとエビデンスが明らかとなっていま
す。次年度は、難聴に関する取組をしたく、関係者間でのヒアリングフレイルの学びの場を考えていま
す。その一方、市民への働きかけとして、他市町では、聴こえの働きかけのツールとして、『聞こえの
チェックリスト』があるようだが、それを効果的な発信方法をご検討いただけませんでしょうか?
→特定検診にてチェックリスト配布できるが、そのあとの説明も必要。メインの質問が多いため、高齢者
サロンや出前の健康教育の場でなら伝えられるかもしれない。ただ、回数が少ないため効果的ではない
かも。若年層中心にヘッドフォン難聴が出ている。中学校などへ出前講座をした際に説明できる。乳幼
児の健康と親の耳の健康を伝えることはできる。若いうちから伝え続けることが大切。
→難聴だと診断されたとして、女性の高齢者は補聴器を嫌がるため、診断後のフォローが大切。
→補助金を出したとしても使わない人は使わない。民間企業とも協同で考えている。
例)秋田市、豊中
補聴器だけが選択肢ではない。ひとまず支援者側のヒアリングフレイルの勉強から始めたい。
→目線を上げて、正面から目線を合わせて話すことが対策のひとつ。
5)その他
エーザイ県民公開講座(3/28開催)の紹介・・・チラシ配布
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