概 要 |
1.開会
新メンバー紹介、体制構築図説明
2.議事
1)生き活きうわじまLife
①利用状況報告(鈴木氏説明)
アクセスユーザ数微増、災害データベースは模擬訓練等で増、ページアクセス「社会資源」で増。
⇒みさいやネット導入前向きに検討中の事業所有り
Q.ケアマネさんたちに利用を勧めていくためには?
・ケアマネが実際どれくらい使っているかわからないが、情報量が増えると閲覧する人が増えてく
ると思う。
・「宇和島 墓掃除」と検索すると、ヒットするようにできないか?
機能があるのに、紹介し切れていない もったいない
⇒(鈴木氏)どれでひっかけたいか ワードをもらうとできる
・若い人が検索して近くだからと問い合わせがあることが多い。対象先がはっきりするとよい。
・市外の家族さんもターゲット
②内容拡充に向けて
・在宅歯科医療連携(訪問のできる歯科医院)の情報追加
・地域資源情報の追加について(8項目)
2)みさいやネット
①利用状況報告(鈴木氏説明)
・登録患者数 5,180人、ほぼ一年間横ばい現状
・ログイン事業所数 居宅3割 包括、薬局・・・
・施設別ログイン数 市役所の災害担当部署のログインもあり
・郵便局 オンライン診療にてログイン
②みさいやネットの活用拡大について
・介護保険申請時の全員登録検討
⇒本庁だけではなく、支所でもできると良い
・特別養護老人ホーム「湯乃香荘」(津島)と関係機関のトライアル
⇒お互いが分かっていれば、できると思う。
招待をどうするかお互いが話して、招待したよというやりとりができればいいと思う。
ますほだけでなく、津島の他の事業所にもお願いをしていけばいいのではないか。
⇒(鈴木氏)簡単な手順 A4一枚のフローでもあれば、やりやすいのではないか。
⇒湯乃香だけでなく、全域でしてもらうと、居宅が助かる。
他の特養もしてほしい。ショートをつかう時、ケアマネも施設相談員も助かる。
⇒(地域包括)まずは成功事例を作って、他に広めていきたい。
③みさいやノート(Net4U NOTE)運用について
・現状報告(現在タブレット貸出5件)
・今後の普及方法について
⇒周知チラシ、登録方法や開始方法などの説明チラシ検討
(ケアマネジャーや訪問看護ステーション向け)
Q.緩和ケアの現状
⇒R7.4月現在6件・看取り2件(在宅2件)
紹介元:市立5件(バッグベッド4件)・かかりつけ医1件、
バックベッド:病院4件、病院1件、クリニック1件
看取りの相談:月/約1件
Q.連絡ノートの利活用勧めるチラシの内容に関するご意見
⇒お子さん県外の方、情報の共有が早いから良いとのこと。連絡ノートを見て、疑問点があれば、
家族ラインで検討が始まる。家族が同時に共有できる。また聞きじゃないのが良い。自分の好き
な時間に情報を確認でき、時間の短縮ができてメリットあるとのこと。
⇒実際に使ったケアマネに聞いた。そのときはコロナ渦だったので、すぐ情報が共有できて良か
った。ただ、施設職員は大変だろうなと思う。
どんな感じで使うの?と聞いても、ちょっと説明しにくいんよと言われた。
便利だという内容があれば良い。
3)医療機関との連携
・退院支援チラシの配布方法やその後
⇒チラシの方は、事務やクラークが退院前にコピーして渡している。
現場の意見:宇和島市であるか住所を確認しなければならないので手間かかる、自分には必要な
いと手に取らない人がいた。
・地域連携室との連携・・・8/21「地域連携実務者会」終了後に市内医療機関連携室さんと支援方法の
共有(予定)
・病棟に情報が行き渡る方法は
○状態が問題ない方には申請しないがADLの低下や病棟Nsが必要と判断した人には申請提案する
○特にがん患者は短期間で急激にADL低下する場合が多く、早めに区分変更を検討する
○介護保険の認定結果が出るまで時間がかかるので、早めに説明している
○介護保険の変更申請はケアマネがいつの間にか申請していることがある
○転院先も入院期間が短くなっているので転院前に介護保険の申請を依頼される
○退院直後に介護サービスを増やしたい、訪問看護の導入等も考慮して要支援の方は申請を提案
する
○誰もが正しく判断をして必要な方が申請すると言うのは難しい、ただ必要なのかも?と思い窓
口に行かれることは良いと思う、そこで話を聞きながら提案できたら良いのでは?
⇒「お守りがわりに申請をしておきなさい」と言われることがある。市立以外にも確認しなければい
けない。
⇒状態が良くなってきているケースもある。必要な時に申請をすればいいと思う。
暫定利用でもサービス調整できることを理解してもらうといいのではないか。
介護保険係に事前相談で動くことができるので、その旨本人家族にも説明する。
介護度と退院時の状態で、疾患で考えると、大きく違うと思う。
⇒(地域包括)地域連携実務者会で共有させていただく予定。
3.宇和島市版終活ノート「私の人生会議ノート」普及
・身寄りのない方(親族の支援が受けがたい方含む)の生活支援サービスに関するアンケート調査
報告(社会福祉協議会より別紙)
・身寄りのない方の医療機関での現状、現場の困りごとなど
⇒薬局の現場においてはわからない。親族がいなくて本人だけでは、お薬の管理も出来ず病状の把握
ができていない方が多い。認知症で会話が成り立たないケースもある。患者の高齢化を感じる。
家族が薬を取り来ただけで、詳細はわからないという家族が多い。正確な服薬状況の把握が難し
い。
薬局によって現状は異なると思う。居宅療養管理指導は数増えていないという認識。
潜在的なニースは確実にあると思うが、宇和島市になっても病院へ行くんだ、そしてお薬をもらう
んだという意識。在宅でという認識は薄い。
担当2件。病院薬剤師も少なく、人数ギリギリのところで頑張っている現状。キャパは少ない。
⇒訪問看護では、病院か居宅からの依頼のためサポートできる体制がある。
⇒指針によって対応している。医療費の支払いの対応で困ることある。
金銭管理の対応を依頼しても時間がかかる。
身内の連絡先の確認には限界があり、頼る人がいなければ可能なら連携室が代行している。
身寄りがいないと急性期から出したくても受け入れてくれる施設や病院が限られる。
ケースバイケースで各関係機関にその都度相談しながら対応している。
転院時の付き添いは必ず必要と言われることがあり、また市役所の介入がないと受け入れが難しい
現状がある。
身寄りがいても関係性は疎遠な方がいて、どこまで関われるかは確認している。関りを求めるのに
も家族背景があり、ケースによっての線引きとなってしまう難しさがある。
身寄りのないケースは増えてくると思われるため、相談しないといけないケースには連携したい。
若い方入院の場合、在宅での生活が難しい、破綻?する方が多いと感じる。
⇒身寄りのない人でもはじめ関わるときに遠めの親戚とかも捕まえておく。
緊急時、自費のヘルパーなど契約しておくことがある。
急な対応は、家族があっても「仕事してるから」と動いてくれない。
離れているけど電話をすれば、駆けつけれるが、家族も高齢化。
ピットに相談する。すぐに来れないため訪問看護入れておく。
⇒包括からの認知症の相談。身寄りなし、金銭管理できないなどある。
亡くなったあとの対応が困る。死亡対応で高齢者福祉課に依頼したことある。
その時に必要になってバタバタする。最期を見据えてやっておかないと。
後見人が何ができて何ができないのか、情報が必要。その基準を周知しないといけない。
市民全員に死んだ後のことを啓発しておけば、横のつながりを分かっておけば良い。
認知症の独居は地域住民を巻き込むこと。身寄りがなくても、課題によって「これはコンビニの人
にお願い、これは同級生に頼む」など振り分けている。
金銭管理は重要な課題
・今年度版秋頃完成予定
4.その他
・「多職種連携研修会・定住自立圏合同研修会」9月12日(金)午後 宇和島市役所2階大ホール
テーマ「身寄りなき時代の職種連携のあり方とは
~「身寄り問題にアプローチするガイドブック」から学ぶ~」
講師:佐藤 もも子先生(社福 東御市社会福祉協議会相談支援係長・主任相談支援員)
・「宇和島市在宅医療介護連携市民公開講座」8月9日(土)午前 パフィオうわじま大ホール
テーマ「攻めのリハから街のリハへ筋肉革命95を実践する健康医療福祉都市構想とは」
講師:酒向 正春先生(ねりま健育会病院 院長/ライフサポートねりま 管理者)
・次回開催について(秋頃) |