| 概 要 |
1.開会・新メンバー紹介
新メンバーの紹介。
認知症、医療介護連携、緩和ケア等、予防医療健康推進機構の一部として参加したいと挨拶。
2.議事
1)生き活きうわじまLife
①利用状況報告(鈴木氏説明)
アクセスユーザー数はイベントがあると伸びる傾向にある。検索ワードとして「楽校うらしり」が
浮上している。
②内容拡充に向けて
地域資源情報の追加(自費ヘルパー、介護・福祉タクシー、訪問理容・美容)について報告。
数は多くないが支援者へ情報提供していきたい。また、「生活支援サービスや交流拠点」として、
市内3か所の社会福祉法人に委託している地域づくりの情報を追加した。資料として城南圏域
(九島)の例を提示。ホームページを広報として活用してほしい。
2)みさいやネット及びみさいやノート(Net4U NOTE)
①利用状況報告(鈴木氏説明)
登録患者数は、くきた内科クリニックの登録が大きく寄与している。それに伴い、薬局や訪問看護
の登録も伸び、居宅ではニチイの登録があった。
②みさいやネットの活用拡大(介護保険申請時の全員登録)について
包括:登録者を増やし医療・救急現場での活用を円滑にするため、介護保険申請時に全員を登録
対象とする流れを介護認定係と協議。申請受付時に認定係が説明し、地域包括が履歴確認・登録を
行うフローを提示した。国が進める「介護情報基盤」の構築に合わせ、4月から申請書の様式を変
更予定。同意確認欄を「みさいやネット」の同意を含む形に修正し、申請者の負担を軽減するため
簡略化を図る。また、認定調査連絡票にかかりつけ薬局の聞き取り項目を追加する案を示した。
⇒申請時に全員実施するなら「登録前提(決定事項)」とした方が、新規申請時に理解を得やす
い。
⇒西予、鬼北、愛南など隣接する市の居宅介護支援事業所への周知も必要。ネットで申請書をダ
ウンロードして代行申請する場合の説明記載があると良い。「かかりつけ薬局」の聞き取りに
ついては、現場では「一番よく行く薬局はどこ?」と聞いている。
⇒不明な場合は記入不要とするのではなく、複数書けるようにすべき。「かかりつけ薬局」の定
義が曖昧で認知度も低いため、聞く際は「よく行く薬局はどこか」とした方がケアマネも聞き
やすい。国は推進しているが、実態として複数利用がある。
鈴木:今回の改定で「かかりつけ」という言葉の扱いに留意している。
③導入施設(診療所)報告
包括:参加事業所は現在117か所。くきた内科クリニック、ニチイケアセンターうわじまが新たに加
入。くきた内科では12月初旬から運用を開始し、登録者は132名(1/21時点)。当初、患者の担
当ケアマネ情報の誤りが多かったため、地域包括を介して正しいケアマネを招待するフローを構築
した。将来的に支援が必要な虚弱者も登録している。具体的な活用例として、訪問看護指示書の送
付、処方箋情報の共有、オンライン診療の記録画面を提示した。
⇒みさいやネットは確認しているが、指示書の運用はまだ紙が基本。ドクターはタイムリーに見
てくれており、家族の携帯を繋いでの対応もできている。
⇒ドクターからの返信が非常に早い。受診状況もすぐ送ってくれるため、ケアマネ側も触発され
て受診前の情報提供を積極的に行うようになり、主治医意見書の内容にも反映されている。
⇒医師は同意の有無をきっちり入力してくれている。
④みさいやノート(Net4U NOTE)利用状況報告
包括:現在5名が利用中。ヘルパーが自宅のタブレットで入力し遠方家族と共有する事例や、訪問看
護師が身体状態の写真をアップする事例などを紹介。ノートに書いた内容を写真でアップするアナ
ログ併用も家族に喜ばれている。既読者を確認できる機能もあり、見守りの安心感に繋がってい
る。今後の普及に向け、ストローハット氏の助言を受け、利用者向けチラシや具体例を示す資料を
作成予定。
3)医療機関との連携(緊急対応時における情報提供)
包括:8月の「地域連携実務者会」にて、地域づくり委託先法人が安否確認を行う際、医療機関から
入院情報の提供をいただきたいと提案したが、現状は円滑とは言えない。来年度は顔合わせを積極
的に進めたい。
⇒各病院で判断が分かれるが、個人情報保護の観点から院内情報のやり取りは難しさがある。当
院としては回答できない可能性が高い。
⇒個人情報保護の観点から提供は難しい。市としてのルール作りが必要ではないか。
4)宇和島構想区域における救急医療の課題
包括:県主催の連携会議の内容を報告。「かかりつけ医機能報告制度」の開始、救急搬送の逼迫、在
宅医療への負荷増が課題。今後は「宇和島地域在宅医療支援センター」が中核となり、退院支援・
療養支援・急変時対応・看取りの4機能を強化する。
⇒センターは4月開設。まだ具体的な取りまとめには至っていないが、多職種連携、医師支援、
住民支援を1市2町同時に進め、地域の課題抽出と調整に尽力する。
⇒在宅現場は独居が多く、へき地ではマンパワー不足でサービスが来ない。夜間対応や看取りは
ドクターの協力が必須。職員への看取り教育も重要。日中にいかに医療に繋げるかが鍵。
⇒三間には病院がなく、市内の病院は遠い。独居が多く救急車がタクシー代わりになる事態もあ
る。ケアマネ不足で新規受け入れも困難。
⇒担い手不足で特定医師(沖医師等)に負担が集中している。がん末期などの在宅看取りへの不
安や、医師の高齢化による10年先の体制に危機感がある。病院が後方支援を担い、在宅との橋
渡しをする必要がある。
⇒独居・身寄りなしの場合、本人からの聞き取りに限界があり、転院時の支払い能力等の問題で
引き継ぎが停滞する。家族と連絡が取れず退院調整に困るケースも多い。
⇒訪問看護でも重度者は施設入所を選ぶことが多い。訪問診療を知らない家族も多く、夜間タク
シーや週末の用具業者の対応に課題がある。嚥下予防のための言語聴覚士(ST)の訪問がもっ
と欲しい。
⇒休日・夜間の介護用具対応について、自分の事業所で仕組みを作れたらと思う。
⇒福祉用具も輪番制などの検討が必要。
⇒薬局は外来に忙殺されており、在宅分野に十分関与できていない。薬剤師の意識改革が必要。
オンライン診療では残薬確認ができない課題がある。
⇒郵便局でのオンライン診療等の際、機材を持って集会所を回るなどの活用は可能か。
⇒服薬指導は可能だが、残薬整理は郵便局員では無理。
⇒看取りに対する啓発や、人がいないことへの住民への優先的な啓発、広域での対応を考えてい
くべき。
包括:来年度の多職種連携研修会で現場の課題共有の場を設けたいと考えている。また、身寄りのな
い方の死亡対応件数が年々増加しており、今後も重要な課題となる。
3.ACP普及活動
包括:終活ノート「私の人生会議ノート2026」が完成。老人クラブや、4月からは65歳の全対象者
に郵送配布する。1月の市民公開講座では約230名が参加し大成功を収めた。写真館の紹介など、
家族で話し合うきっかけ作りを継続したい。
4.その他
① 報告・案内
包括:終活ノート「私の人生会議ノート2026」が完成。老人クラブや、4月からは65歳の全対象者
に郵送配布す3月9日にセキュリティ研修会を開催し105名が参加。3月28日には認知症備えセミナ
ー(講師:谷向知先生)を開催予定。
② 追加情報共有
鈴木:診療報酬改定でみさいやに関わる点が多い。訪問看護のICT連携やオンライン診療介助
での加算、指示書の事務処理簡略化など、現場の声を聴きながら説明会を検討したい。
5.閉会
次回は来年度夏頃の開催を予定。
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