| 概 要 |
開 会
1.開会・挨拶
2.議事
1)ICTによる情報ネットワークの構築(みさいやネット・生き活きうわじまLife)
●ポータルサイト「生き活きうわじまLife」の内容拡充
社会資源情報の追加(年度初めの8項目に加え、新たに3項目を追加)
「地域づくり」タブの新設:中学校圏域ごとの活動内容を掲載。事例として城南圏域の九島(正和会
「島の保健室」等)の活動(見守り配食、ボランティア、ポッチャ大会など)が紹介された。
●みさいやネットの登録拡大(登録フローの改善)
事務局案:令和8年4月より、介護保険申請時に「みさいやネット」への登録を標準化する流れを提
示。同意書を簡略化し、チェックのみで登録可能とする案。また、「認定調査連絡票」に「かかりつ
け薬局」の記入欄を追加する改修案も示された。
(意見)
・申請時に一括でできれば手間が省けて良い。賛成である。
・手間が省ける点は非常に良い。
・お年寄りは書くものが多いと困るため、簡略化は良い取り組みだ。
・申請時の登録で漏れが防げる。今後、医師の登録が増えることも期待する。
●「みさいやネット NOTE」の活用報告
・現在5名が利用中。具体例として、ヘルパーが自宅の連絡ノートを撮影してアップし、遠方の家
族が既読確認を行う事例(S氏)や、訪問看護師が身体状態の写真を共有する事例(Y氏)が報告
された。
・くきた内科クリニックが新たに導入し、訪問看護指示書や院外処方箋の共有、オンライン診療の
記録確認などに積極的に活用している。
2)医療機関との連携強化
●地域連携実務者会(8/21):包括と医療機関の連携室による顔の見える関係づくりを実施。安否確
認時の情報共有体制について協議したが、まだ円滑とは言えず、来年度は包括が各連携室を訪問し強
化を図る予定。
●ワールドカフェ(10/22):ケアマネと病院連携室による意見交換会。
・ケアマネ側の評価:「顔の見える研修で相談しやすくなった」「時間が足りないほど盛り上がっ
た」と高評価。
・連携室側の評価:「日頃の感謝を直接伝えられた」「現場の生の声が聞けて有意義だった」との
意見。
(意見)
・入院時の情報を事前に病棟へ伝え、情報の漏れを防ぐことに注力している。
・転院後に状況が分からなくなる課題があるため、今後も継続的な開催を希望する。
3)ACP啓発と身寄り問題
●「私の人生会議ノート 2026」
・ノートが完成し、配布を開始。令和7年度は65歳になる市民(約1,050名)全員へ郵送する。
・普及のため、写真館と連携した「家族に残す安心の写真」撮影の紹介なども行う。
●現場の課題と身寄り問題
・宇和島市での身寄りのない高齢者死亡対応件数は年々増加(R7年度は13件)している。
・MSWが早期に関わり、本人が話せる間に聞き取る。行政と早期につながり、家屋処分や葬儀を相
談することが重要。
・患者から「多額のお金を預かってほしい」と要望されるのが現場として最も困る。病院では管理で
きず、安全も保障できない。
・現在、市として公的な身寄り・保証サービスは存在しない。
4)宇和島構想区域における救急医療の課題
●救急・在宅のひっ迫: 救急搬送の3割が軽症であること、看護師不足による病床減少が深刻である。
●宇和島地域在宅医療支援センターの役割: 医師会のバックアップのもと、「退院支援・療養支援・
急変時対応・看取り」の4機能を強化し、地域完結型医療を目指す。
●各委員のリアルな感覚:
(意見)
・「特老」での肺炎は極力市立病院へ送らないなど、軽症搬送を減らす取り組みを始めている。
・看護師不足の解決策が見えない。吸引等の処置が必要になると施設側が対応できず、退院後の
「受け皿」がなくなる課題がある。
・小児科が個人病院は1つしか残っておらず、壊滅的な状況となっている。現在オンラインで予約
を受け付けているが、打ち切りとなり診察を受けられない子どもがいることもある。時にはオン
ライン診療で発行された処方箋がFAXで届くことがある。軽症の患者へのオンライン診療は有効
であると感じている。
・訪問看護で対応可能なのは、在宅で緩和ケアを必要とするケースが中心である。バッグベッドが
確保された患者さんにおいて、1月に3名の死亡があり、安心して看取りができた。一方、北宇和
病院では土日の救急受付ができず、人員不足や設備の制限があるため、住宅型施設で医療行為を
提供するのは現状では困難であり、申し訳ない気持ちである。
・連携室としては、患者には可能な限り元の住まいに戻ってほしいと考えている。特に夜間の吸引
が必要な患者の場合、退院調整が難しくなることが課題となっている。
・医会連携調整会議はトップが参加する会議であるが、現場の職員にも情報共有が必要だと感じて
いる。2035年には85歳以上の看取りが急増し、救急病床がさらに疲弊する。病院完結から地域
完結への転換を、現場の多職種が理解しておく必要がある。受診のトリアージが大事、ACSCで
の入院徳洲会病院が多い。
・小児科の木曜午後休診などが市立病院への集中を招いている。保健分野としての対策も必要。
3.その他(報告・案内)
●市民公開講座:酒向正春氏(230名)、看取りシンポジウム(230名)への多くの参加が報告され
た。
●多職種連携研修会:佐藤もも子氏を講師に「身寄り問題」を検討。120名が参加し、職種間の「シャ
ドーワーク」の実態や連携の必要性が共有された。
●今後の予定
・2/23 映画「オレンジ・ランプ」上映会・対談講演(丹野智文氏)
・3/28 認知症セミナー(愛媛大学・谷向知先生)
・3/9 みさいやネットセキュリティ研修会
4.閉会
次回開催(令和8年7月頃)が案内され、閉会 |