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1.開会あいさつ
2.講演「ケアマネさんの重度化予防!医療連携編」
講師 聖カタリナ大学 講師 小木曽 真司 先生
【内容】
・何のために医療と連携するのか。
➡サービス必要性・内容の検討、予後等による見立て、異なったアプローチ依頼。
連携によりアセスメント力も高まっている。
・どのように連携をするのか。
➡自分の専門性に基づく専門的視点が求められる
・看護師:生理的欲求に目を向けてから上の階層に向かう。
・介護福祉士:尊厳など上の階層に関心を寄せたのちに安全に目を向ける。
➡攻め方が違う看護と介護が連携すると生活支援は効率的で最強になるのではないか
・ありのままの利用者を理解している介護福祉職。共感・代弁機能に意味がある。
➡何を目指して、誰と協力して、何を提供するかの共通理解の調整が必要。
●ケアマネ対象の事前アンケート分析結果
・医療連携ができない理由
➡心理的ハードル、アプローチ不足、医療機関のスタンス
・医療連携して良かった点
➡医学的所見の獲得、本人・家族へのアプローチ、円滑な支援提供、連携促進、情報提供・収集、自己への還元
・連携が難しかったこと、上手くいかなかった事例
➡連携者とのマッチング、情報伝達の不足、医療機関側のスタンス、連携システム、医療機関同士の連携
●ケアマネタイム
・医療従事者とケアマネジャーのスムーズな連携のため、医療機関に連絡・相談しやすいように、あらかじめ設定された曜日や時間帯、相談方法などを公表する取り組み
●まとめ
・何を目的とした連携なのかによって方法・ポイントは異なる。
・自分の立場(専門性)から生活の見通しに応じた情報発信が大切。
・共通理解を得られるコーディネートが必要。
3.今年度の重度化予防アセスメント事業説明
4.事務連絡他
5.実施後アンケート結果(抜粋)
・苦手意識を持たずに自分の専門性(介護福祉士)を生かして連携をしていくことが必要と思った。
・医療の視点と介護の視点が相まって、しっかりしたアセスが出来るのだと思った。
・専門的な視点からの見解が得られるように相手側にも相談していきたい。
・積極的に医療従事者の方に連携していくことが、利用者もしくは、自分の利益になると感じた。
・医療と連携する事で疾病や病状の予測ができプランにも反映できると思った。
・病院でのケアマネタイムが宇和島でもあれば、少しは敷居が下がるのにと思いました。
・一人で考えないで良い。関わっている色々な職種の方を頼る。
・専門職種の方の訪問については、必要時またご相談させて頂こうと思います。
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